サプリメント事典Z

/* /サイトタイトル:WP管理画面から編集 */

イチョウ葉エキス

脳を活性化して認知症を防ぐ

その名前どおり、植物のイチョウの葉から有効成分を抽出したエキスで、日本やアメリヵではサプリメントとして扱われているが、ドイツ、フランス、オーストリアでは医薬品として認知症や脳梗塞、脳卒中など脳血管障害の治療薬として用いられている。 イチョウ葉エキスの成分は100種ほどあり、互いに作用し合っていると考えられるが、すべての成分や関係性が解明されているわけではない。分かっている中で有効とみられる成分は、30種のフラボノイド類と数種のテルペン類。 これらが作用し合って強い抗酸化作用や血液循環による血栓予防効果、記憶力や集中力の向上作用、不眠や認知症の緩和作用など、おもに脳への効果が認められている。

効果・効能

アルツハイマー型認知症の改善。脳血管性認知症の改善。末梢血管障害の改善。高血圧改善作用。記憶障害の改善。抗酸化作用。抗ストレス作用。正常眼圧耳内挿の視野欠損改善。

メカニズム

フラボノイドには強い抗酸化力があり、特にイチョウ葉の効果は他と比べて数倍も強く、血管壁に作用し活性酸素を除去するので、血管がしなやかになり毛細血管の血流がよくなる。 またテルペン類ではギンコライドは血小板が凝固するのを抑え、血液の流れをスムーズにし抗炎症効果やアレルギー症状の緩和をもたらす。 さらにビロバライドは脳の大脳皮質にある記憶をつかさどる海馬のシナプス(神経細胞の結合部)を刺激し、記憶力を高める作用をもたらす。

科学的根拠

認知症には脳血管障害型とアルツハイマー型があり、イチヨウ棄エキスは両方のタイプに効果が認められている。ドイツの臨床例では216 人の認知症患者に1日240 、りぜのイチョウ葉エキスを24 週間投与した結果、脳血管、アルツハイマー両方の患者に改善がみられ、また副作用もみられなかった。 またイチョウ葉エキスは血液の流れを改善することから、世血青だけでなく、末梢血管の循環障害による閉塞性動脈硬化症の緩和に有効という結果も報告されている。

摂取方法

1日あたりの摂取量は120~240mgで213回に分け服用する。6~8週間の謎続利用した上で効果を判断する。 日本のサプリメントは品質にバラつきがあり、適切な品質のものは、フラボノイド配糖体が22~27%、テルペン類が5~7%。またアレルギー物質であるギンコール酸は除去され5ppm未満とされている。

注意事項

比較的安全性の高いハーブで副作用も軽度の消化器症状、頭届、発疹などがみられる。 ただし、アメリ力においてイチョウ葉エキスにともなう出血性疾患というまれな副作用が報告されている。 また、動物実験では肝肢での薬剤代謝酵素に作用することが分かっているので抗疑固剤などの医薬品を服用する場合は医者と相談の上、利用する、

このエントリをはてなブックマークに登録 このエントリをBuzzurlにブックマーク このエントリをlivedoorクリップに登録  Yahoo!ブックマークに登録

この記事を見た人はこんな記事も見ています

2009年2月4日

皆さんの口コミコメント

Comments are closed.