アラキドン酸
脳の老化を防止、またの名はビタミンF
アラキドン酸は細胞膜などを形成しているリン脂質を構成する脂肪酸の一種。ビタミンFとも呼ばれている。おもに脳に存在し、脳細胞を作ったり学習能力や認知応答力を高める働きをする。ただし体内では合成されず、加齢とともに減少することから、卵やレバーなど動物性脂肪分から補給する必要がある。
効果・効能
脳の老化の防止。うつ病の改善など。
メカニズム
アラキドン酸は体内でプロスタグランディン2という物質に変化し、免疫系や神経系の機能調節や血圧調節作用などにかかわり、病気の予防や改善に効果を発揮する。
科学的根拠
動物実験では、ラットの記憶力が高まること、時差ボケの回復が早まることが示されている。また高齢の男性に行った臨床試技では、1日600mgを1か月投与したところ、認知達度が高まり、10歳前後の脳の若返り効果が示された。
摂取方法
動物性脂肪によるコレステロールの摂り過ぎで動脈硬化、高血圧を招く恐れがある。
注意事項
特に報告されてない。
この記事を見た人はこんな記事も見ています
2009年2月4日
皆さんの口コミコメント