最新記事
エゾウコギ
スタミナ、体力強化に役立つハーブ
シベリアから中国・黒龍江省にかけて自生する高麗二ンジンと同じウコギ科のハーブがエゾウコギ。ロシアでは「命の根」と呼はれ、その効能は高麗二ンジン以上といわれている。免疫カアップ、滋養強壮、疲労回復効果があり、スポーツ選手が運動能力増強剤として利用している。
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エキナセア
風邪やインフルエンザに効くハーブ 北米原産のハーブで、免疫力を高め、感染症に効果が認められ、欧米では医薬品扱いされている。特に風邪やインフルエンザの初期症状に有効で、症状の緩和や早期回復が見込める。また、ヘルペスなどのウイルス感染症やカンジダなどの真菌症の予防・治療効果も期待できる。
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ウコン
二日酔いを防ぎ、肝機能アップ
ウコンはターメリックとも呼ばれるカレーでおなじみの香辛料。インド原産のショウガ科の植物で、日本でも沖縄特産の薬草、「肝臓の薬」として昔から珍重されてきた。ウコンには春ウコン、秋ウコン、紫ウコンの種類があり、それぞれの薬効の違いがある。その成分の黄色色素クルクミンには強い抗酸化作用や解毒作用があり、生活習慣病の予防効果がある。また何より知られているのはアルコールの負担から肝臓の働きを助け、肝職を守る効力。飲酒前後の利用で二日酔いを防ぐことが知られている。その他、ウコンには日本の国民食となった力レー料理にみられるように食欲増進効果もある。
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イチョウ葉エキス
脳を活性化して認知症を防ぐ
その名前どおり、植物のイチョウの葉から有効成分を抽出したエキスで、日本やアメリヵではサプリメントとして扱われているが、ドイツ、フランス、オーストリアでは医薬品として認知症や脳梗塞、脳卒中など脳血管障害の治療薬として用いられている。 イチョウ葉エキスの成分は100種ほどあり、互いに作用し合っていると考えられるが、すべての成分や関係性が解明されているわけではない。分かっている中で有効とみられる成分は、30種のフラボノイド類と数種のテルペン類。 これらが作用し合って強い抗酸化作用や血液循環による血栓予防効果、記憶力や集中力の向上作用、不眠や認知症の緩和作用など、おもに脳への効果が認められている。
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EPA(エイコサペンタエン酸)
血液サラサラで血栓を予防
高度の不飽和脂肪酸で血液をサラサラにする効能がある。体内での生成が難しく、食品からの摂取が必要。イワシ、サバ、マグロなどに豊富に含まれている。心臆病や脳血管障害は動物柱脂肪の摂り過ぎによって飽和脂肪酸過多で血液がドロドロになって起こる。EPAは血液を固まりにくくし、血栓症や動脈硬化、生活習慣病を予防する。
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アルファリボ酸
活性酵素を撃沈する抗酸化ネットワークの要
アルファリポ酸(チオクト酸)は酵素の働きを助ける補酵素の1つ。エネルギー代謝にかかわり、糖質の代謝を促進するのに必須の成分。体内でも合成され、食品からも微量を摂取できるが、加齢とともに減少する。アルファリボ酸の一番の特長は、単体で強力な抗酸化力を発揮し、活性酸素を撃退するだけでなく、ビタミンC、Eなどの抗酸化ビタミンのリサイクルを促すこと。
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アラビノキシラン
免疫力を活性化させ生活習慣病を予防
米糠に由来するへミセルロースという糖質の一種。パイオブラン、MGN-3とも呼ばれ、免疫を高める作用をみせる。しかしメカニズムに関する臨床データは十分とはいえない。
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アラキドン酸
脳の老化を防止、またの名はビタミンF
アラキドン酸は細胞膜などを形成しているリン脂質を構成する脂肪酸の一種。ビタミンFとも呼ばれている。おもに脳に存在し、脳細胞を作ったり学習能力や認知応答力を高める働きをする。ただし体内では合成されず、加齢とともに減少することから、卵やレバーなど動物性脂肪分から補給する必要がある。
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犬の皮膚用のサプリメント
犬の皮膚は人間の1/3しかありません。
脂肪酸で保護してあげましょう。
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ヒアルロン酸
皮膚の保水機能、美肌をサポートするサプリメント
ヒアルロン酸は、皮膚のみずみずしさを守るアンチ・エイジング・サプリメントとして、美容効果が注目されている。
ヒ アルロン酸は、皮膚や軟骨、関節など体内にあるムコ多糖類の一種で、優れた保水機能があり、肌組織の水分、潤滑性、柔軟性の保持に役立っている。胎児のと きをピークとして、40歳ごろから休息に減少していく。ヒアルロン酸が不足すると、肌の保湿効果がなくなり、ハリや弾力がなくなり、シワやシミ、たるみの 原因になる。
ヒアルロン酸を多く含む食品は、鳥の皮、豚足、フカヒレ、サメ軟骨など。日常的に食べることが難しいものが多いので、サプリメントで摂るほうが効率的だ。また、美容だけでなく、膝痛や腰痛の予防にも効果的だろう。
効果
皮膚の保湿効果、シワ、たるみの予防などの美肌効果。皮膚や関節、腰痛予防の健康効果、皮膚のアンチ・エイジング。
メカニズム
皮 膚はコラーゲンやエラスチン、ムコ多糖類でできていて、繊維組織の間を満たしている。ヒアルロン酸はこのムコ多糖類の一種で、1グラムあたり80ミリグラ ムと高い保水効果を持っている。通常は年齢と共に減少していくので、皮膚のみずみずしさが失われることになる。そこでサプリメントで補って、美肌を目指 す。
ヒアルロン酸は、表皮内では、セラミドなどの細胞間脂質と共同して皮膚を維持していると考えられる。また、コラーゲンより代謝の回転が速い。
科学的根拠
ヒトの皮膚にあるヒアルロン酸は、30代以降から減り始め、40歳代になると急速に減少する。それにしたがって皮膚の弾力性がなくなる。また、抗酸化物質としても働く。
飲み方
摂取量は特に決まっていない。即効性はないので継続的に使うことが望ましい。ヒアルロン酸の効果を高めるためには、デルマタン硫酸とコンドロイチン硫酸の2つのムコ多糖類と飲み合わせると良い。
注意事項
眼科や美容外科の手術の際に使われるほど、安全性の高い物質。健康被害や副作用は報告されていない。